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京菓子 岬屋
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岬屋は、藤ヶ谷の静かな一角にある、東京では珍しい京菓子のお店です。
岬屋の菓子は、茶道宗家はじめ先生方の注文が多く、純粋な茶道用菓子として知られています。
茶道においては、菓子を食べるタイミングが決まっており、お茶をいただくまでに口の中で全て溶け、なくなっていなければならないが、岬屋の和菓子はまさにその溶け方が絶妙です。
岬屋の和菓子は、風雅で味わい深い逸品が多いが、なかでも松重ね・栗羊羹・瑞鹿はたいへん人気があり、わざわざ遠方から買いに来る人も少なくありません。
緑と黒のコントラストが美しい松重ねは、味もしっかり詰まった岬屋の代表的な羊羹で
、手土産におすすめです。
また瑞鹿は、粗製糖と寒梅粉に、独自に塩梅した大徳寺納豆散らした押し物で、模様と色合いが鹿の背に似ていることからこの名前が付けられたと言います。
命名は鎌倉円覚寺の管長だった故朝比奈宗源老師で、円覚寺の山号・瑞鹿山にちなんでいます。
なお、時期もののお菓子として4月中旬~5月中旬は羊羹粽と水仙粽、5月中旬~9月中旬は水羊羹、9月中旬~11月後半は竹栗蒸、古代蒸などがあります。